公式SDKツールがついにリリース!
Valveは先日、Left4Dead2の公式SDKツールである「L4D2 Authoring Tools」と、アドオンキャンペーンまたはアドオンMODをサポートする「L4D2 Add-on Support」をリリースした。
二つのツール(Add-on Supportのほうはツールというよりプラグイン)はSteamの「ツール」タブからローカルPCにインストールすることができる。ようやく、これらのツールによってL4D2でもMODを(公式サポートのもと)楽しめるようになった、というわけだ。
では、具体的にこれら二つのツールがどんな「楽しみ」を提供してくれるのか、以下、具体的に検証してみよう。
Left 4 Dead 2 Authoring Tools
L4D2のオーサリングツールは、これまでと同じくHalfLife SDKツールと基本的には同じ内容だ。
- Hammer World Editor→マップを編集するためのアプリ
- Model Viewer→モデルを閲覧し、アニメーションなどを確認したり、qcファイルを出力する。
- Face Poser→フェイシャル(表情)モーションを編集するアプリ
- Left 4 Dead 2(Tools Mode)→マテリアルなどをL4D2のSourceEngine内で編集・確認する。
- その他→ヘルプドキュメントやスケッチアッププラグインなど
これらがデスクトップに出現するオーサリングツールを起動したときに利用できるツール群なのだが、実は、もっとも重要なのは
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\left 4 dead 2\bin
↑に示した、L4d2がインストールされたフォルダ直下にあるbinフォルダの中に含まれる細かなツール群である。
ここには、たとえばqcファイルをもとにSMDモデルをコンパイルするStudio Compilerや、MODモデルやカスタムマップをvpkパッケージにするvpk.exeなどが含まれている。
とりあえず詳細については後日Tipsとして提供することにするが、オーサリングツールはあくまでカスタムしたMODの確認や編集用のもので、binフォルダにあるツールを使いこなさないと、実際のゲームにMODを導入することはできないことを覚えておこう。
Left 4 Dead 2 Add-on Support
これまでのL4Dは、vpkファイルをダブルクリックすれば必要なアドオンが自動的にインストールされて使えるようになる仕組みだった。恐らく、L4D2も同じ仕様なのだと思うが、このアドオン・サポートがリリースされてからは、少なくとも私の環境ではvpkのダブルクリックはうまく動作せず、直接コピーペーストするなどして、L4D2のアドオンフォルダにMODを放り込んだほうが確実な動作をしてくれている。
なにはともあれ、このアドオン・サポートは、単体で動作するアプリケーションではなく、L4D2のプラグインとして、さまざまな追加要素をゲームにラウンチさせるためのものらしい。
そこで、海外サイトに「L4Dのマップ(キャンペーン)とキャラクターをL4D2で遊ぶためのMOD」が、このアドオン・サポートの導入を前提にリリースされていたので、早速動作を検証しつつ、導入してみた。
まず、サイトはここ。→L4D on L4D2
はじめに断っておくと、ここにあるカスタムデータはかなり不具合を含んでいる。一応、どのマップも遊べるのだが、フィナーレ直前でフリーズしたり、一部のテクスチャ表示がおかしかったりする。とはいえ、かなり頻繁に更新されているので、まめにチェックすればカスタムキャンペーンのバージョンアップされる様子が見てとれてなにげに興味深い。
サイトにEnterするとページ左側に肝心のカスタムファイルが用意されている。
まずCAMPAIGNSの項目から見てみよう。ここには二通りのL4Dキャンペーンが用意されている。Original L4D Campaignsは、タイトルどおり、L4Dそのままのキャンペーン・マップをL4D2で遊ぶためのものだ。次のModified L4D Campaignsは、L4DのキャンペーンにL4D2の環境要素、つまり天候の変化やイベント(連続ラッシュなど)を追加した「モディファイしたL4Dキャンペーン」ということらしい。
私がプレイしてみたところ、ヴァージョン表記が進んでいるものほど、当然バグ取りも進んでいるようでNoMercyのオリジナル版はv5ということでフィナーレまで進むことができたが、BloodHarvestはまだv2のせいか、かなりおかしな状態だった。また、どういうわけか一緒にダウンロードしたはずのファイルをラウンチしても、フレンドとCoopしようとすると「カスタムマップのバージョンが違うよ!」みたいなアラートが出てPTできなかったり、よく分からない挙動を示すこともしばしばある。
次に、INSTALL INSTRUCTIONSとなっているのは、L4D2の感染者をL4Dのマップに出現させるもので、このvpkは問題なく動作するようだ。さらにADDITIONAL ADDON VPK’sと紹介されているのはL4Dの生存者(ゾーイやフランシスたち)をカスタムキャラクターとしてL4D2で使うためのもの、L4D版の特殊感染者をL4D2に出現させるためのものだ。
これらのMODのうち、私は特殊感染者はL4D2のままで良いと思っているのでOriginal L4D Special Infected~は導入していない。また、最後に紹介されているPAK01_DIR INSTRUCTIONSについては、どうも近接武器をL4Dのキャラクターに正常な状態で持たせるためのものらしいのだが、導入するとL4D2が起動できなくなったりするので「地雷扱い」にしている(笑。
カクワネをvpk化してみよう!
それでは、L4D on L4D2のデータを参考に、私が作ったカスタムモデルを新たなAdd-on Supportに対応させ、vpk化してみたので紹介しよう。
↑データのダウンロード。
※L4D2のアドオンフォルダに入れるだけでカクワネが導入されます。
※pak01_dir.vpkを編集している場合、未編集のオリジナルvpkに戻してから導入してください。
アドオンサポートの導入によって「addoninfo.txt」を編集することで、カスタムキャラクターやカスタム感染者をL4D2に導入できるようになった。つまり、これまでのようにpak01_dir.vpkをいちいち書き換えたり、L4D2の更新のたびにその作業を繰り返したりする必要がなくなったのだ。これはMODを楽しみたい私のようなプレイヤーには実に有意義なことなので、かなり歓迎している。
最後に近況など
L4D2の不安定な挙動に悩み続けてきたのだが…どうやら解決しました。
以前、電源はワットチェッカーでモニターしているので大丈夫、などと書きましたが…その電源の「PCI EXPRESS補助電源」のラインだけが、どうもヘタっていたのでした。そこで、お蔵入りにしていた750w電源を引っ張り出してきて入れ替えたところ、なんのことはなく安定動作…どうもお騒がせしてすみません(苦笑。
で、せっかく電源が大きくなったので(必要以上に大きな電源を組むのは非省エネでいやなんだけど)、グラボもGTS250の中古を見つけてきたのでいれちゃいました…。どんだけNVIDIAばっかなんだ…。
すると今度はPSUが不安定になったりして(大汗)まさか地雷か!と思ったのですが…唐突なクラッシュを繰り返したせいか、設定ファイルが壊れていたことが判明。インストールしなおしたら解決しましたとさ…。はぁ。
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Comments:2
- たまご 10-01-14 (木) 5:28
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おお。更新のたびに入れなおさなくて良くなったのね!
また使わせてもらうよー! - NAN 10-01-14 (木) 20:20
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やぁやぁ>えっぐさん
おかげさまでカクワネエリスは好評です!
vpk化して以来、私の環境では更新してもしぶとく
カクワネ道を歩み続けていますね(笑。ゾーイ他のモデルも単にvpk化するだけなら無問題なのですが…
どうもSourceEngine規定通りの眼球とかがまだうまくいかず
相変わらず出口のない迷路をさ迷っています~(苦笑
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